梅雨空と、日本史への苦手意識

今週のお題「やる気が出ない」

 

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今日は朝からうっすら雨模様。

ついに近畿地方にも梅雨の季節が訪れた。

 

ただでさえ湿気の多い京都。

これからおそらく湿度80〜90%の日が多くなってくる

肌にまとわりつくこの温い湿気に、茹だるような暑さとともに、

体力と気力を削がれてしまう

 

外の空気はもわりと水気を帯び、外を歩けばなんとなく肌と服が湿気るのがわかる

家の一階部分は涼しいがやはり湿気がひどく、玄関の土壁は雨の日には結露すらする

 

水無月、割氷、若鮎、いっそのことかき氷みたいな、

避暑を求める心をほんのり潤す初夏のお菓子を僅かな楽しみにして

私は今年もこの、京都全体を覆い尽くす湿邪と戦っていくであろう

 

 

正直、こんな時期に勉強なんて、と思っている

 

実は、今年の抱負として書くのを躊躇った目標がある

それは、「京都検定」の受験だ

 

正式には、「京都・観光文化検定」という名称で

京都商工会議所が主催するご当地検定である

 

せっかく京都にいるのだから、と

受けてみたいなと仄かな思いをずっと抱いていた

最近はステイホームの風潮もあるし、家で勉強をするのも悪くはないな、と

 

しかし、この湿気。私の苦手な湿気。

おそらくテキストやノートも湿気る、梅雨時。

私のやる気は既に激しく削がれている

 

やる気を削ぐもう一つの理由は自らの内にある

 

私は、日本史が苦手だ。

 

高校生の時分は世界史を選択した(得意ではなかったがカタカナ単語が面白くて好きだった)

今まで日本史から逃げ回って生きてきたので、

有名な歴史の節目の戦争とか、将軍とか、何もかもうろ覚えで

おそらくそこらの小学生より日本の歴史を分かっていない自信がある

 

文学作品や芸術、祭り、風習など文化的な物事でいいな、と思うものはあっても

日本の歴史で何が好きか、と言われると特に思いつかなくて困ってしまう

 

新撰組とか、戦国時代とか、あまりピンとこないし

時代物の創作物、大河ドラマ等にもあまり興味がない

 

 

 何と言うか、日本史にロマンを感じない残念な人間なのだ

 

京都は歴史の街だ

日本の歴史の中でも、京の都は常に中心にあると言っても過言ではない大舞台

京都の観光文化を学ぶなら、日本史の勉強は避けられないだろう

 

しかも、このただでさえやる気の起きない時期に試験勉強をするなんて

自分でも勝ち目のある戦いをするべきだと宥めたくなる

 

・・・一番初級の3級すら全く自信がない

 

京都検定の申し込みは今月中で、試験は7月11日。

公式テキストブックから90%以上出題されるそうだ

 

 

買うかどうかすら未だ迷っている

 

こんな私でも頑張れるだろうか・・・

 

 

晴れぬ空を見上げ曇る気持ちを、どうにか前に進めたい

 

 

まずは水無月を買いに行こうと思う