京都で徒然思ったこと

1年前に開設して放置していたこのブログ

 

ふと思い出して開いてみたら、

 

#この一年の変化

 

というハッシュタグ

自分のことかと思った

 

まず言うべきは、

 

今も京都に住んでいる

京都で日々徒然考えている

三寒四温なんて生易しいものではない

急冷急熱のこの冬の果てを云々唸りながら過ごしている

 

思えば昨年の今頃、街がガラリと様変わりし、

世間に降りかかった目に見えぬ脅威になすすべもなく

いつの間にか梅が咲いていた

 

出かけるな、集まるなと言われ

春がせっかくやってきたけれど、数ヶ月の辛抱か、と

疎水沿いの桜を、一人ひっそりと見つめたものだった

 

遠出の予定はフォーマルも私事の悉く延期し、

蒸し暑い梅雨の日もマスク姿で

不織布越しでも分かるクチナシの香りにほう、とため息をついた

 

人出が多い、少ないと日々のニュース告げられる数字を見つめ

嵐山の紅葉を見に行きたいなあ、と思いながらも、

通勤時、小高い山の錦姿に気付き、慰められる気持ちがした

 

年末年始は家で寝正月

たまの買い出しで外に出ると、雪が積もっていた

雪化粧した赤い山茶花が美しくて、写真を撮った

 

仕事以外なんだかずっと家にいたが、

京都での暮らしは今年も美しかった

 

きっとこれからも美しいのだろうと思う

 

 

お題「#この1年の変化